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ストーリーの矛盾や不足を、年表で整理する

皆さん、長い小説を書かれる時、どんな順序で書かれていますか?

高校の頃、私の友人にとんでもない人物が一人おりまして。
彼の書き方は非常に独特(シンプル)でした。

とにかく浮かんだら書き始める、するとその後どんどんストーリーが浮かび、
書いて書いて書き続けると最後まで辿り着く、と……。


つまり、エピソードをいくつも考えて入れ替えたり、伏線を考えたりせずとも
頭から浮かんでくる段階でストーリーが出来ており、伏線も勝手にどこかで
張ってある、というのです。


実際に彼の執筆スピードはそのやり方でないと説明出来ないくらいに早く、
しかも深くておもしろい……。

高校生ながら「世の中にはこんなとんでもない人材がゴロゴロいるのか」と驚きました。



実際問題、こういう方はごく稀で、
多くの方はエピソードを切ったり張ったりしながら
作られているかと思います。私も同じ方法です。



今回はその切ったり張ったりする「ストーリーの全体像」について
私なりのやり方のご紹介です。


まず冒頭にご紹介した彼のような書き方が出来る方、というのはほとんど
おられません。 
(もしおられれば非常に素晴らしい事ですので是非続けて下さい!)


私も通常通り、
ストーリーのあるワンシーン(断片)がある日突然浮かびますので
それをノートにメモします。そうしてある程度たまった段階でそれを
どう並べかえるかを考え、一つのストーリーに仕立てます。


ただ、このやり方ではどうも上手くまとまらない場合もあります。

それは、ストーリーが複雑、かつ長くなって
自分の記憶し切れる範囲を超え始めたような場合です。


張ったはずの伏線を忘れていたり、
ひどい場合には、登場させたキャラクターのエピソードを覚えていなかったり。

長くなる程、そのリスクは大きくなります。

こういう時に、ひとつの方法論ではありますが、
「全体図を地図のように書く」という手があるかと思います。


地図、家系図、歴史年表と、色々なパターンを試していきますと、
頭の中や、ノートにメモしたくらいでは気づかない矛盾、不足分、薄い部分などが
これらの地図の上では綺麗に見えてくる場合がよくあります。



特に歴史年表は効果が高いように思います。

中学の頃、社会の歴史年表を見ましたよね。あの要領です。

ストーリーは常にひとつの動きではなく、主人公周り、友人周り、敵役周り、
社会全体の流れ、といったように、同時に(同じ時間軸で)いくつもの
流れがあります。

それを歴史年表のように、縦軸で書いていきますと、
必ずぶ厚い部分(エピソードの多い部分)と薄い部分(エピソードの足りない部分)が
出てきます。

また、「この話とこの話がつながっていない」という流れもハッキリと形になります。



実際に書き始めてから「ここ、つながってない…、どんなストーリーを入れてつなごうか」と考えると、書き直しも簡単ではありません。

まず書き始める前にエピソードの流れと足りない部分の補足を年表などを利用して
全てつなげてから書き始めると、より柔軟でしっかりとしたストーリーが
組めるかと思います。

「これで書き始めて良いのかな」と思った時は是非一度試してみて下さいね。
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しのぶ

Author:しのぶ
「言の葉使い」ブログ版へお越しいただき、ありがとうございます。

当ブログは更新を停止し、以下の新サイトへ移行しました。
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