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外見からキャラクターを作り出す

今回は、キャラクターのイメージについてのコラムです。

まず最初に、ちょっとした例を考えてみたいと思います。


もしあなたがTVドラマのプロデューサーだったとして
自分でドラマの配役を決める事が出来たとしたら、
あなたなら、どのようにして候補者リストから主役を選ぶでしょうか?


主役が天才の医者であれば、ちょっとイケメンで知的そうな俳優さんを選ぶでしょう。
三流コメディーにありがちなキャラクターが主役なら、吉本の芸人さんから選ぶかも知れませんよね。

ポイントになるのは、
イケメン俳優さんや、吉本の芸人さんの性格は関係なく、
視聴者から「どのように見えるか」を重点的に考えますよね。


小説でも同じ事が言えると思います。

あなたがキャラクターを書く時、頭の中で描く彼らのイメージ。
それはきっとその性格にぴったりあった外見である事が多いでしょう。
(知的なキャラを主人公にするのなら、
 少なくとも、書き手の価値観から考える、「知的な顔」というイメージがあり、
 それを主人公に当てはめているはずです)


よく、「キャラクターの個性がイマイチ出ない」というお悩みを伺いますが
こういう場合、ひとつ考えられるのは、
主人公やサブキャラ達の「顔」がとても曖昧にしかイメージ出来ていない場合があるのではないかと。
そう想うんですね。

「なんとなくこんな感じ」
という『イメージ』だけがある状態で、具体的に
俳優さんや芸人さんで言うと、誰に当たるのかはわからない、といった具合です。


こういう時、ひとつの案としてですが
小説の登場人物とストーリーが大雑把に決まった段階で
彼らのイメージ写真を用意するのも手かと思います。

ネット上で芸能人の名前を検索すれば、彼らのブログや
公式サイトはすぐに出てきますし、そこには写真が必ずありますよね。

こういったサイトを見て回って、主人公のイメージに一番近い人を決め、
その写真を時折みながら、小説を書き始めるという方法です。



なぜこういう方法なのかと言いますと。

私達が頭の中で小説を考え、その主人公をイメージする時、漠然と
「こんな感じ」というイメージが沸いています。

しかし、例えば具体的に
「髪は茶系、ピアスあり、細め、目はキツイ、メイクは明るい系」と書いてみても
はっきりとその表情や語り口が頭にビジョンとして浮かびにくいものです。

(一度試しにあなたの小説の主人公を想像してみて下さい。顔の輪郭や耳や鼻や
手など、微妙な部分は結構曖昧になりませんか?)

こんな時、私達は友人や芸能人で「それに近い人」を、何となくイメージしている
部分があるように思います。

こうしたキャラクターのイメージが曖昧な場合、どうしてもそのキャラクターの
性格や行動も曖昧(統一性に欠ける)にならざるを得ません。

しかし逆に写真を見ながら書くと、たとえ少しイメージとズレていても、
「具体的にこの人」と写真にし、イメージを確定してしまう事で
かなり具体的にそのキャラクターの動いているシーンを想像しながら書けるようになります。


「キャラクターが勝手に走り出す」というシチュエーションを
小説書きの方なら一度は体験した事がおありかと思いますが、
これも、「かなり具体的に主人公達をイメージ出来ている」状態だからこそ、
(作者がストーリーを考える前に)キャラクターが先走るという事が起きるのだと思います。


私達の頭は案外、具体的なイメージを与えてあげると、そのイメージに沿って
すらすらと物語を生んでくれるものなのかも知れません。

「物語が進まないのは、キャラクターのイメージが曖昧だからかも知れない」。

そんな事を、行き詰った時にでも思い出して頂ければ幸いです。

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しのぶ

Author:しのぶ
「言の葉使い」ブログ版へお越しいただき、ありがとうございます。

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