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言葉の流行



「流行」という言葉。

音楽や映画、本、ファッションなどでよく使われますが、個人的には
「言葉」にもあると思っています。

毎年、流行語大賞なんてものがありますが、あそこまで一瞬で消える言葉ではなく、
もう少し期間の長い「流行」です。



ちょっと思い出してみて下さいね。

少し前に、ネットで予約や注文がブームになって
どこの会社も「これからはITだ! インターネットで商売だ!」と叫んで
設備投資をしていた時期がありましたね。

商品で言えば、「e-●●」という名前の商品やサービスがあちこちで
出てきた頃です。


宿の予約から、本の購入、音楽の視聴、DVDレンタルから車の購入まで。
何でもネット、みんな「e-××」という名前にすれば売れるという風潮が
あった頃です。

あれは「e」の発音が日本語の「良い」と同じで、それを連想させるという
理由で使われていましたが、最近は以前ほどにはありませんよね。

少なくとも、最近始まるサービスで「e」を付ける所はあまりありません。



後から見れば、結果論でわかりますよね。一時的なブームだったと。



では。

これからは、どんな言葉が流行り、どんな言葉が消えていくのでしょうか?


これは非常に難しいですよね。

これが正確に予測できるなら、
明日からでも、超一流キャッチコピーライターになれますしね。


しかし、私の考えとしては、少なくとも
「どんな言葉が上がり始めているか。どんな言葉がこれから落ちていくか」
は考えておくべきだと思うのです。



話し言葉と違って、書き言葉は後々にまで残ります。
何年かして読み返した時、死語だらけの文章だったら、……怖いですよね??


例えば私が、もしこのメルマガで

「村上春樹の『ノルウェーの森』はチョベリグです!」

なんて書いていたら…。
何年かして読み返した時の後悔は計り知れないでしょう。



文章というのは、いつまでも残ります。

そして、私達が昭和の頃の古い作品を読んだ時に感じる
不思議な違和感は、おそらく、これが原因です。

その時代には普通であったけれど、今その表現を使う事はおかしい。
そんな表現が確かに存在しています。


そして、逆にいつまでも使える「強い言葉」も存在します。

「強い言葉」だけで書かれた作品、文章は
10年後、20年後でも今と同じように読むことが出来ます。

(10年以上前の作品でも、「全く古さを感じない」という作品が
 多々あります。こういった作品は、本当に強い言葉だけで
 書かれている、優れた作品だという事ですよね)


言葉は生き物ですから、
「これが強い言葉。それは廃れていく言葉」とは言えません。

また、「こういう言葉は必ず消えていく」という完璧な方程式もありません。


しかし。
今使っている言葉のうち、幾つかは10年後には使われていません。

それを警戒した上で、注意深く言葉を選んでいく事は、
長く読まれる作品になるための最低条件ではないのかなと。

そんな事を考えております。


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プロフィール

しのぶ

Author:しのぶ
「言の葉使い」ブログ版へお越しいただき、ありがとうございます。

当ブログは更新を停止し、以下の新サイトへ移行しました。
今後とも新サイトにて、どうぞよろしくお願いいたします。

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